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苦手の京都というのを払拭したいアウェイ西京極

今シーズンは第三節でホームで勝ち、最近は苦手な京都というのもかなり払拭しつつあるが、今度はアウェイの西京極。
真夏の酷暑の京都アウェイ。

しかも、闘莉王やエスクデロ、大黒など、なにげにタレントは揃っていて、監督は布部さんということで、油断はできない相手。
タレントが揃っているだけに個の力で勝ってしまうこともあり、計算はしづらい相手。

町田戦に続くアウェイ、そしてこの後の長崎、名古屋戦と大事な試合が続くので、この京都戦でチームの流れを失わないか大事なポイントだと思い、DAZN観戦。(ほんとは現地参戦予定だったが、事情により参加できず・・無念)

 

3試合連続同じスタメン

この日は町田戦とベンチ入りメンバーも含めて同じメンバー。
だいぶ固まってきた。
おそらく今シーズンの後半はこのメンバーがベースとなってきそう。

ヒヤッとさせられる前半

エスクデロのパスからドンピシャの大黒ヘッドなど、さすがの実力を見せてくる京都。
アビスパもあまり調子が良くなく、押し込まれる展開もあったが、なんとか凌ぐ。

この日は闘莉王がベンチスタートだったが、オリス、大黒、岩崎、仙頭と言った攻撃陣はやはり実両者揃いで、なかなか手ごわい。
やはり厳しいなぁと思いつつ、前半終了。

後半も一進一退?

オリスの決定機など、危ない場面は作られるものの、なんとか持ちこたえる。
ドゥジェの加入により、より中盤でのフィルターがかかるようになったからか、冨安が積極的にボールを取りに行く場面が目立つ。

もちろん岩下も含め、駒野、亀川と大事なところで粘り、この日も結果的にクリーンシートを達成。
この守備の意識が戻ってきて、また完成したのは非常に大きい。
堅守福岡2017の形がだいぶできあがってきた。

選手交代で流れを変える

60分に仲川(←松田)、73分に石津(←ジウシーニョ)を入れて、流れを変える。

冨安から仲川への素晴らしいスルーパスが通ったシーンなんかは確実に決めてほしかった場面ではあるが、仲川は裏への突破という特徴を出して、チームを勢いづける。
石津は、そのキープ力と技術で体力が厳しくなってきた京都DFをじわじわと攻めていく。

選手交代が消極的と言われることもある井原監督だが、この日の二人の投入はかなり効果的だった気がする。
仲川の起用の仕方から見ても、ちゃんとこういう起用の仕方まで想定して獲得したのだろう。

そう考えると、夏の補強はなかなか近年見ない成功と言える気がする。

最後の最後でウェリントン

石津が左サイドでキープ、右ワイドの駒野に長いボールを送り、駒野のクロスを相手がかろうじて触ってコースが変わったところにウェリントン。
コースが変わったボールにヘディングで合わせるってなかなか難しいと思うが、そこで合わせるのがさすがウェリントン。

なんだかんだでそうやって勝ってしまうところが2年前の井原アビスパを思い出す。
守っても3戦連続のクリーンシートで、堅守復活。

素晴らしい。

試合結果

京都サンガFC 0-1 アビスパ福岡
得点者:ウェリントン(15)
 
試合ハイライト

 

試合総評

苦手のアウェイ京都でも結果的に勝利。
この勝ちは大きい。

選手評(6.0が基準)

GK兼田 6.0:3戦連続のクリーンシートに貢献。
DF駒野 6.0:落ち着いた守備と、決勝点につながるクロス。
DF冨安 6.5:積極的な守備でチームを牽引。
DF岩下 6.5:冨安を裏で支えるチームリーダー。
MF亀川 6.0:守備でも安定して貢献。
MFドゥジェ 6.5:まだ意思疎通に問題を抱えているが、中盤を締めていた。
MF三門 6.0:守備面で奔走。
MF山瀬 6.5:古巣相手にあらゆる面で放出を後悔させる出来。
MFジウシーニョ 6.0:決定機をかずかず演出。
FW松田 5.0:悪くない出来だったがチャンスを作れず。

FWウェリントン 6.5:決勝点のヘディングはさすが。

(途中出場)

FW仲川 5.5:裏の飛び出しでチャンスを作ったが、得点にはいたらず。
FW石津 6.0:得点につながるサイドチェンジ。
MF城後 評価なし

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