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やっと2017年シーズンのスタート

先週の開幕戦はレベスタで現地観戦していたものの、あまりのショックにまとめられず・・
いつかまとめるとして、そこを追い越して今日のレノファ戦のレビューを。

レノファ山口の印象ないなぁと思っていたら、2016年にJ2参戦なので、リーグ戦の対戦はなく天皇杯でPK戦の末に敗れたことが唯一の対戦みたい。
初物には負けがちだし、九州内のチームにも強くはないから、まさかの開幕2連敗を覚悟していたけど、その不安は杞憂に終わってよかった。

それにしてもレノファは良いサッカーをしていた。
J3での勢いそのままに良いサッカーしているとは知ってはいたものの、主力も抜けて今年はどうかな?と思っていたのに、内容的には負けていた試合。
なかなかすごいね。

 
 

スタメンにダニルソンを初起用


 
前節からの違いは、ボランチに入っていた冨安がCBに、そこにダニルソンが今季初出場。
前節もベンチに入っていたなら使えば良いのにと思ったけど、終わったことは終わったこととして、今シーズンの基本ラインナップと思えるスタメンをここで揃えてきたなと。
 
個人的には、石津がサイドの往復で消耗するよりも、ゴール前での”キレ”で勝負してほしいので中央においてほしいけど、今日も左サイド。
このあたりは全体でのバランスもあるから難しい。
 

山瀬の役割は?

チーム体制発表会での電撃加入からスタメンを勝ち取った山瀬。
彼の実力は疑いようがないが、この1,2節の彼のプレーぶりは昔のプレーを知っている人からするとあまりに違いすぎるプレースタイル。

右サイドで黒子のようにボールをつなぎ、守備に奔走する。
左の石津が”ボールが持てて、ドリブルで運べる”タイプだからこそ、山瀬は逆サイドでバランスを取ろうとしている印象。

その後ろに構えているアテネ世代の盟友駒野のために右サイドのポジションを空けているようにも見える。

おそらく、昨年の戦いでほとんど中盤でボールを持てなかったからこそ試している新しいチャレンジのように見える。
ポゼッションか縦に速いサッカーか。

どのチームも悩むポイントではあるものの、今年はそこにチャレンジをしているのは見ていて楽しい。
 

岩下の効果は?

DFラインの立て直しの中心的役割を期待されている岩下。
開幕戦で声が枯れるほど指示を出したらしく、早くも色は出している模様。

後は周りが、そこからどう感じるか。
U-20代表ではCBを務める冨安も今年は岩下のコンビを組むことが多くなるであろうので、そのあたりの姿勢からなにかを吸収してほしいところ。
おとなしすぎると言われる毎年のアビスパを変える熱い薩摩魂に期待したい。
 

 

試合総評

試合内容的には後半押されっぱなしでよく勝ったなという内容。
まあそれでも勝ち点を積み上げていくのが大事な時期なので、良かった。
 

選手評(6.0が基準)

GK杉山 5.5:前節のハイボールのミスを見事に修正。
DF駒野 6.0:CKからウェリントンのゴールを演出。
DF冨安 5.5:目立つ場面はなかったが、その分安定した試合運び。
DF岩下 6.0:ロングフィードで意図的に前目の動きを引き出す。
DF亀川 6.0:岩下のロングフィードに呼応し、高めの位置取り。
MFダニルソン 6.0:さすがの体の強さ。ボールロストで危ない場面も。
MF三門 6.0:石津の得点のアシストは気が利いていた。
MF山瀬 5.0:守備に奔走するも、まだ良さは出せず。
MF石津 6.5:前節よりも球離れを良くして、得点をゲット。
MF松田 5.0:コンビネーションが見えてきたが、いまだ決定機を作れず。

FWウェリントン 6.0:CKでことごとく競り勝ち、先制点をゲット。

(途中出場)

FW城後 5.0:もっとアピールしたかった。
FWポッピ 5.0:試合の流れに引きづられ、見せ場作れず。
FW坂田 評価なし
 

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