いよいよ巻き返さないとまずい時期
前節、2ndステージ開幕戦は浦和に敗戦。
疑惑の判定があったものの結果は覆らないので、早く巻き返さないといけない。
今節の相手は横浜Fマリノス。
1stステージではほとんど勝っていた試合だったものの中村俊輔の一発に沈み、敗戦。
序盤の不振もここに来て復調してきており、前節も3-0で快勝。
アウェイで難しい試合になると分かっていたが、勝ち点が欲しい一戦だった。
またもや3バックをチョイス
前節は浦和のシステムに合わせての3バックだったが、今節も3バックをチョイス。
前節、移籍直後にも関わらず先発した三門は連続で先発。
今週移籍が決まった駒野はベンチスタートとなり、古部が右WBのポジションに入った。
悔やまれる開始15分
開始直後、ダニルソンの縦パスを城後がフリックして、フリーの金森へ。
マリノスがまったく準備をできていない中でゴール前でフリーだった金森だが、シュートは決めることができず。
このシュートが決まっていれば大きく試合の流れは変わっていたであろうプレー。
その後も15分くらいはアビスパのペースで試合が進み、今日はいけそうな雰囲気が漂っていたが、相変わらず攻撃の形を作れない。
そんな中、ダニルソンが負傷退場
24分、末吉と交代。一気に形勢が悪くなる。
三門と末吉のボランチになったのだが、三門は攻撃的なところに特徴がある選手であり、末吉も守備が得意な選手ではないので、少しづつ綻びが見えてくる。
そして、43分相手ゴール前で攻め切ることができず、三門も末吉も上がっている状況でのパスカットからの齋藤学へ。
ウェリントンが必死に戻りキムヒョヌンと挟むものの、キムヒョヌンが股抜きをされて抜かれて、ゴール45度の角度から鮮やかに決められる。
攻守のバランスが悪く、カウンターから一気に決められる。
アビスパがやらないといけない形を毎回決められてしまうんだよなぁ。。
このゴールに関しては股抜きされてファウルできなかったキムヒョヌンも悪いが、その前のカウンターに入られる形も良くない。
やっぱりダニルソンがいないとこうなるんだよなぁ。
ハイライトを見返してみると、齋藤学に抜かれたとしてもここのスペースを埋めていれば失点に繋がるようなシーンではなかった。
この赤いスペースの左側に末吉がいて、右側に三門がいる。
なぜ末吉はここまで全力で走って戻らないのか。三門は最終ラインのカバーであそこまでもどっているのに、味方が取るだろうとあまく考え、ジョグしてしまった末吉。猛省してほしい。
後半開始直後にも、イージーな失点
またもや中盤のポジショニングミスで、ぽっかりとスペースを開けてしまい、喜田、マルティネス、中町、冨樫とキレイに繋がれて失点。
こちらのクリアから、喜田が競った時点でDFラインの前には誰もいない状態。
赤いスペースが広大に残っている。
ボランチの二人がいないので、田村が引き出され、落とされた後には田村が出ていたスペースを使われて失点。
せっかく攻撃に出ようとしたところを・・というのもあるものの、そんなことより中盤での守備の意識をちゃんと持たないとかなり厳しい。
ダニルソン、怪我しすぎだよ・・
53分より駒野を投入し、攻勢をかけるが・・
駒野投入を気に、田村を中盤にあげて4バックに。
中盤に強度が戻り、また田村の正確なダイレクトパスがいくつかつながり、息を吹き返したかのように見えた。
が、さすがに横浜の守備は堅い。
74分に平井を投入するものの、何もなく終了。
今節も悔しい週末となった。
試合ハイライト
試合総評
ダニルソンの負傷退場が予想外だったとはいえ、何もできなかった試合。
井原監督のコメントも弱気になってきているが、まだ可能性はあるのだから、頑張って欲しい。
選手評(6.0が基準)
GKイボムヨン 5.5:活躍の機会を与えられず。
DFキムヒョヌン 4.5:最近は失点によく絡んでいる。奮起したい。
DF堤 5.5:前半は効いていたが、後半は良くなかった。
DF田村 5.5:できれば中盤で使いたい。
MF古部 4.5:まったくチャンスを作れず、厳しい途中交代。
MFダニルソン 4.0:コンディション管理を頼む。
MF三門 5.5:早速の古巣戦に奮闘したが、うまくいかず。
MF亀川 5.0:途中からマルティネスに苦戦。
MF城後 5.0:見せ場なし。
MF金森 5.0:前半のチャンスを決めないといけない。
FWウェリントン 4.5:後半途中より集中力を失い、プレーできず。
(途中出場)
MF末吉 4.0:失点の間接的な原因に。奮起を期待。
DF駒野 5.5:今後に向けての期待が持てた。
MF平井 評価なし
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