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代表ウィークも終わり、リーグ戦が再開

先週は代表ウィークのため、リーグ戦はお休み。
J2にはなかった日程で、改めてJ1だということを再認識。

代表ウィークの間はそのまま休みというわけではなく、ナビスコカップが組まれるJ1。
そのナビスコカップは、柏レイソル戦が2−2の引き分け、そしてJ1首位に立つ川崎フロンターレ戦は1-0での勝利で、リーグ戦ではないもののJ1復帰後の初勝利を記録。

フロンターレは、大久保、中村憲剛、小林悠など多くの主力を温存しての試合だったので、額面通りに受け止めることができる結果ではないけど、勝利は勝利である。
そのままの勢いでリーグ戦初勝利が欲しいアルビレックス新潟戦。


 
 

今節もスタメン変更

ナビスコカップのフロンターレ戦は3バックの陣容をキムヒョヌン、堤、田村というメンバーに変更し、今シーズン初の無失点試合に成功。
さらに田村はプロ初得点となるヘディングも決めており、攻守に大活躍。
今節はそのメンバーをそのまま起用し、メンバーに変化を加えてきた。

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また、U-23代表の遠征の疲れを考慮してか、前線は金森ではなく為田がスタメン。
スタメンに選ばれた選手がどう結果を出すか、楽しみな陣容となった。

序盤は互角の展開

開始35秒で城後のファースシュートを放つなど、この日は積極的にシュートを打つ場面が見られた。
が、何度シュートを打とうとも枠には飛ばず、得点は遠い。

この日は新潟がウェリントン対策で189cmのDF増田を入れてきて、高さを封じてくる作戦。
その分、中盤は今までの4戦よりもボールを持つことができ、イーブンな戦いを見せる。

21分にはDFラインの裏に指宿に抜けだされ、ループシュートは打たれるも、イボムヨンの飛び出しの速さもあり、なんとか枠外に。
しかし、こうやって一瞬の油断から失点する事が多いので、集中がほしいところ。

前半途中からは攻勢を強める

最大のピンチの後には、攻勢を強める。
24分、ハーフウェイライン手前でボールを奪った末吉がそのまま超ロングシュート。惜しくも外れる。

そして、34分、イボムヨンのロングフィードをウェリントンが競り勝ち、DFラインの裏に出たところを為田抜け出し、GKをかわしてという場面でGKの手がかかったように見えたが判定はノーファウル。

この判定をめぐってTwitter上では誤審を疑う声が多く上がっていたが、テレビ上ではなんとも言えず。
為田は若干軽いプレーをすることもあり、審判の印象が良くなかったのかもしれない。。
非常に残念。

そして、一瞬の隙をつかれ、失点

41分、スローインを簡単に指宿に繋がれ、ボールがこぼれたところを田中達也に決められる。
攻めている中で絶対に与えてはいけない先制点を奪われてしまう。

この失点のシーンではキムヒョヌンを責める声がTwitter上に多いが、田中達也のマークは北斗が見ていたので、どちらかといえば北斗に非があるが、この場面は田中達也についていくのはなかなか難しいので、この2人を攻めるのは厳しい。
なにより簡単に指宿につながせてしまった集中力の欠如を改善したい部分。

後半からは4バックに

後半、堤に代えて金森を投入し、4-4-2の4バックに変更。攻撃的にかえていく。

が、この日はウェリントンが前半からの相手のファウル覚悟のディフェンスに苛立ちを隠せず、うまくいかない。
金森も時折個人突破を見せるものの、一人で打開できるほどJ1の壁は薄くない。

50分のロングスローからのキムヒョヌンの決定機やその後の亀川の突破からの決定的な場面あったものの、決めきれず。
チャンスは新潟と同じくらい作っている。でも決めきれない。

サッカーとはこういうものなのだけど、下のカテゴリーから上がってきたチームが勢いに乗るためにはそういった決定機を決めないと勝てない。やれる手応えはあるものの、ゴールが決まらない。


 
 

試合総評

ここまではまだ本調子ではない新潟相手だったので、この試合は勝っておきたかった。
鳥栖戦の勝ち点3、横浜戦の勝ち点2、新潟戦の勝ち点3のうち、せめて半分の4は取っておきたかった。
ここが最後にどう響くか・・。

選手評(6.0が基準)

GKイボムヨン 6.0:この試合もあまり評価できる場面は無い気がしたが、その分安定していた証か。
DFキムヒョヌン 6.0:4バックとなってもラファエル・シルバの突破を一人で阻む。安定した守備を見せた。
DF堤 5.5:前節の勢いを持続したかったが、一瞬の隙をつかれ、失点。前半交代と悔しい結果となった。
DF田村 5.0:前半からパスミスが目立ち、らしくなかった。後半は4バックで奮闘。

MF中村北斗 5.0:守備面で一定の成果を出すも、攻撃面では詰まることが多かった。失点時の守備は改善の余地がある。

MF亀川 5.5:突破の機会が少なく脅威になれず。もっと積極的につっかけたい。
MF鈴木 5.0:攻撃の起点になれず、対面のレオシルバに終始圧倒される。

MF末吉 5.5:セットプレーを与えてもらえず、良さを活かせず。ロングシュートは惜しかった。
FW城後 5.0:相変わらずの運動量を見せるものの、ついに疲れから途中交代。
MF為田 5.0:ホーム初先発も良さを出せず。PKかと疑われた場面は惜しかった。

FWウェリントン 5.0:相手のマークに負け、苛々を募らせる。もっと踏ん張って欲しかった。

(途中出場)

FW金森 5.0:後半開始から出場で片鱗を見せたが局面を打開できず。
FW坂田 5.5:元気は見せたがスムーズなプレーにはならず。

MF平井 評価なし:短時間でも結果を出したい。

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