中3日でのアウェイ連戦の金沢戦
水曜に平塚で湘南戦を戦い、おそらく木曜に福岡に戻り、土曜に金沢に移動して、またアウェイ金沢戦。
九州クラブにとって東日本のクラブのアウェイが続くと厳しいことになるが、そんなことは言っていられない。
前節、湘南に試合内容は圧倒的に負けていながらなぜか勝ってしまうという珍しい勝ち方をした後の試合なので、この試合でも勝ちを続けることが重要。
18位と低迷する金沢相手に気を抜いてひょっこり負けてしまうというのがJ2ではよくあることなので、果たしてどうだろうなと思い、現地金沢まで参戦。
2年前の金沢がJ2昇格してきた時には残念ながら行けなかったので、念願の金沢アウェイとなった。
金沢駅からのバスに乗ってる人が意外と少ない!
金沢の人たちはみんな車でスタジアムに行くのかな?
ある程度の距離があるので臨時バスに乗ったけど、バスの中はかなり空いていて意外だった。
金沢のスタジアム前のスタグルテント
公園の中にテント並んでいる感じ。なんか独特だなー。
競技場の中に入ると何もなく、一度出ないといけないスタイル。面白い。
金沢のスタジアムは屋根がない!
広大な陸上トラックはしょうがないとして、屋根がなく音響もスピーカーを別途手配している感じ。
ビジョンもなぜか仮の小さいやつで、なかなか牧歌的な雰囲気が楽しかった。
地方なりにこういうスタジアムを楽しめるのは、またいい。
スタメンはシャドーの2人を入れ替え
ジウシーニョ、坂田のコンビから、ポッピと石津のコンビに。
前回の起用からも、FW陣に関しては各自が持つ特徴での起用を分けてくるんだろうなぁと思ったけど、案の定。
今年に関しては前線の選手の質が高く、人も多いのでこのコンビの組み合わせがいろいろと試せそうで面白い。
今シーズンのチームの特徴となりそう。
FW陣を妄想
ウェリントンのTopは不動で、彼が怪我をしてしまったら困るところだけど(とはいえは上位陣との対戦でなければ他のメンバーでも十分に戦える印象)、ここはしょうがない。
昨年から怪我で全然出ることができていないけど、中原貴之という頼もしい男も待っているので、もしもの時には彼がチームの力になってくれるはず。
裏を狙う、運動量で相手をかき回すタイプには、坂田と松田力と城後。
ボールを持てる、ドリブルで仕掛けることができるのは石津とポッピとジウシーニョ。
この中でも特徴似てるようで各人の得意とするところが少しずつ違うから、この前線の組み合わせをどう組んでくるかというのは毎試合楽しみになりそう。
個人的には、城後に動き回らずに中央に貼るタイプのFWをやってみてもらいたいところ。
彼の運動量は武器だが、動きすぎてボールを落ち着かせることができない部分もあるので、「敢えてボールを持たせるポジション」に置いてみてもよいのではないか?
ボランチ山瀬も欠かせない選手に
この過密日程の中、連続アウェイに帯同するかどうかの判断だったと思うが、山瀬と駒野の両ベテランもスタメン出場。
2人はここにきて質の高さを存分に見せつけてくれているから、外せないのは非常に分かる。
特にボランチの位置では、冨安がU-20で不在の間は山瀬に頑張ってもらうしかなさそう。
怪我なくやれているうちはいいけど、ちょっとでも離脱しちゃったら一気につらくなるなぁ。
ダニルソンは一体どこにいった…
駒野の調子の良さが目立つ
元々のセットプレーの強みに駒野が足されて、J2ではかなり脅威になる状態になってきた印象。
やられる側には慣れてるけど、まさかこんな強者のプレーができるのかとソワソワする感じ。
元日本代表の中でも飛び抜けた実績がある駒野。
さすがだなぁと最近毎試合見てて思う。
松田力の2ゴールは好材料
なかなかスタメンが遠いが、途中出場からの2ゴールは明るい材料。
彼のキャラクターだと途中出場でも一気にやってくれそうなので、大きい。
面白いなぁ、前線の争い。
試合結果
ツエーゲン金沢 0-5 アビスパ福岡
得点者:ウェリントン(8)、石津(2)、ウェリントン(9)、松田(1)、松田(2)
試合総評
相手の調子も悪すぎたけど、しっかり力の差を見せることができた戦い。
良いところばかりが目立った。
選手評(6.0が基準)
GK杉山 6.5:活躍の場はあまりなかったが、この試合も無失点に抑える。
DF實藤 6.0:この試合も安定した出来。
DF岩下 6.5:チームを後ろから引き締める。
DF堤 6.0:良いときでも悪いときでもない堤。
MF駒野 7.0:またもや素晴らしい2アシスト。
MF亀川 6.5:得点が近かったが、また取れず。
MF山瀬 6.5:中盤をしっかりと掌握。
MF三門 6.5:前線まで顔を出す献身性がこの試合も目立った。
MF石津 6.5:久々の得点で吹っ切れるか。
MFポッピ 5.5:精力的に動き回るが得点は遠い。
FWウェリントン 7.0:圧巻の強さ。金沢の観衆がどよめく。
(途中出場)
FWジウシーニョ 6.0:チームに落ち着きをもたらす。
FW松田 7.0:抜け目なく、2得点。今後に向けて大きい。
MF中村北斗 6.5:今シーズン初出場で、初アシスト。あそこでファーに詰めたのはさすが。
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