前節の敗戦から立ち直れるか?
前節、下位に沈む群馬にまさかの敗戦。
連勝ストップしたという事実もさることながら、集中力を欠いた内容、攻守ともに不甲斐ない部分があった。
強いチームは連敗はしない、と2年前に言われていたような気がするが、負けた後の次の試合が肝心。
今節も下位に沈む讃岐。そして、ホームゲーム。
こういう時の「勝たないといけない時」にちゃんと勝ちきれるかどうか。
数年前までは、簡単にポコポコ負けてた印象あるので、ちょっと不安になりながらもキックオフ。
前節と同じスタメン
DAZNの解説で中払氏が触れていたが、前節の不甲斐ない敗戦を選手自身で払拭させるために敢えて同じメンバーにしたのでは?というのは、確かにそうかもしれない。
2週連続ホームゲームで、色々と試せたはずだが、敢えて同じメンバーに。
U-20W杯から帰ってきた冨安も起用せずにベンチ外にて静養。
このスタメンが今シーズンの基本となった型であるので、そのメンバーが試される形となった。
あっさりと先制点を奪う
前半4分、ウェリントンのファーストシュートであっさり先制。
得意の右足ではなく、左足のボレーで下がりながらの難しいシュート。なかなか珍しい。
今シーズンは得点ランクのトップに立っていることもあり、イライラが少なくリラックスしてプレーできている。
その精神状態の良さがこのゴールにつながったのかもしれない。
頼りになるエースの一発で早速先制。チームが波に乗った。
そして、畳み掛ける
さらに前半12分にチーム全員で(!)パスをつなぎ、坂田のクロス、ジウシーニョの折り返しから山瀬のゴール。
クロスから折り返しと時間があったのは確かだが、ボランチがあそこまで顔を出せると大きい。
ほんと山瀬が欠かせない選手になりすぎて、怪我や今後が怖い…
ダニルソン退団で空いた選手枠に、アジア枠でボランチを取れたりしたら最高だが・・
まあ今シーズン中の補強は難しいかな。
順調な流れだったが、PKで1点献上
なんか厳しい判定だなぁと思いつつ、しょうがない。
讃岐も時折鋭いカウンターを見せるので実はヒヤヒヤな展開。
岩下のスライディングブロックって、毎試合出るけど、結構すごいね。
シュートコースを毎度ちゃんと消している印象。
岩下の初得点
で、28分にセットプレーの流れから、PK与えてしまった實藤が鋭いシュートを放ち、こぼれたところを岩下が押し込み3点目。
最近、實藤の攻撃参加だったり、シュートだったりがかなり冴えている気がする。
攻撃力あるけど、サイドバックするほどのサイド適正もなさそうということで、實藤の適正ポジションはこの3バックの右ストッパーな気がするなぁ。
ここでやってる限りはJ1クラスでいける気がする。
岩下には怒られてたけど。
というわけで、試合的にはほとんどここまでで見所終わり。
残りはお互い良いプレーありながらも、盛り上がりも少なく終了。
前半半ばまでに得点いっぱい入ったから、どこまで盛り上がるかな?と思ったけど、見事に膠着して終了。
前節敗戦のショックを引きずらずによく立ち直った試合だった。
前節首位を取られた名古屋が金沢に敗戦し、見事に1節に首位に返り咲き。
もう少し長く単独首位をキープしたい!
試合結果
アビスパ福岡 3-1 カマタマーレ讃岐
得点者:ウェリントン(11)、山瀬(2)、岩下(1)
試合総評
前節とは違い、少ないシュートで効率よく得点。
もう1点取ってダメ押しまでしてかった。
選手評(6.0が基準)
GK杉山 6.0:体を張った守備でピンチを抑える。無念の負傷交代。
DF實藤 6.0:PK与えるが、それを取り返すシュート。
DF岩下 6.5:今節はDFラインのリーダーとしての存在感が復活。
DF堤 5.5:良いときの堤だが、時折危ない場面も。
MF駒野 6.5:右サイドのコンビネーションで制圧。
MF亀川 6.5:得点につながるチャンスは作れなかったが、運動量多く貢献。
MF山瀬 7.0:久々の得点。
MF三門 6.5:先制点を演出。この日も、攻撃において活躍。
MF坂田 6.5:効果的なボールを引き出す動きで攻撃を活性化。
MFジウシーニョ 6.0:駒野との右サイドコンビはこの日も健在。
FWウェリントン 6.5:チームに勢いを与える先制点。
(途中出場)
FWポッピ 5.5:得点が欲しい!
GK兼田 6.0:急遽出場で難しい場面も無失点に抑える。
FW松田 評価なし
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