ホーム開幕戦、今年はいつもと違う!
今年はスタジアムに大きな変化が。
プレビューのポストにも書いたが、昨年からの営業努力の効果があり、
今年の開幕戦の動員が今までよりも圧倒的に多く、開幕節にして昨年の最高動員と同じくらいの動員。
19時キックオフだったのだが、昼間からTwitterにおいての混雑ぶりを伝えるレポートがすごかった。
そして、もう一つ大きな変化が、長年バックグランドのホーム側で応援していたサポーターが、ゴール裏に移動したこと。
屋根のあるバックグランドの方が声が響き渡る、レベスタのゴール裏は見づらい、などいくつかの理由があったかもしれないけど、選手を後押しして、相手に威圧を与えるにはやはりゴール裏が最適。
今まで見たことがないレベスタのゴール裏写真がTwitter上にたくさんあがっていて、それだけで胸が熱くなった。
新アビスパサポーター pic.twitter.com/d6CJSkB3Bk
— よーすけ@ヤッタルチャン (@yousuke_14) 2016年3月5日
ゴール裏で跳んでる蜂サポ!!!!めっちゃ綺麗だぞ!!!! pic.twitter.com/9d48aCf5Tr
— ぱんたいこ (@Ma_Sii18) 2016年3月5日
アビスパ・オ〜レ❗️
ホーム開幕戦だ😎 pic.twitter.com/TmaK1RtSD2
— えのかつ ® / enokatsu ⚽️ (@enokatsu26) 2016年3月5日
いいねえ! #avispa pic.twitter.com/9wbHUQvGog
— ふらっとでぃふぇんす◆FlatJHtUB (@FlatDefense) 2016年3月5日
傾斜が少ない、やっぱり見づらいという声もあったようだけど、スタジアムにいた人からは概ね好評だったみたい。
この雰囲気のスタジアム、行ってみたい。
相手は井原監督の古巣のマリノス
マリノスはフランス人のモンバエルツ体制となって2年目。
中澤を中心とした強固なDFは健在だが、ブラジル人FWのアデミウソンが移籍してしまい、
代わりとして期待されラフィーニャも前十字靭帯損傷の大怪我をおってしまい、攻撃陣の整備を必要としている。
開幕戦のベガルタ戦も0-1の敗戦と、今シーズンは得点の部分で悩みそうだけど、開幕戦をインフルエンザで欠場した中村俊輔が復帰。
やはり今シーズンも37歳のこのベテランを軸に進みそう。
スタメン
この日のスタメンは前節と同じ11人。
前節は守備の乱れから2失点を喫したので、この1週間で井原監督がどれだけ守備を整備してきたかが鍵となった。
目立った守備意識
前節、気になった金森の守備の部分をどう修正してくるかというところに注目していたが、今節は昨シーズンに近い形、守備時には3トップに近い形で金森が左サイドまで戻って5-4-1のブロックで守備する形をとっていた。
当然、前節も同じ形でスタートしたものの、金森がなかなか戻れないことから、前半早々に2トップにしたが、今節は「しっかりと戻ってブロックを作る」ことを再度徹底してきた印象。
さらに印象的だったのが、ウェリントンのポストプレーで逸らしてそのボールを金森が追っていった時に、なかなかすぐに守備に戻れないということが多く、その時にウェリントンが代わりに左に張って守備をしていたこと。
おそらくそのへんはちゃんと1週間のトレーニングの中でやってきたのであろう。
マリノスの場合、オーソドックスな4-2-3-1でありつつ、トップ下の中村俊輔がボランチの位置までさがったりかなり自由に動き回る形。俊輔の位置だけは色々と変わるが、それ以外の選手はそこまで流動性高くなく、すごく守りやすい形だった。
いきなりの先制点
前節はいきなりの失点を喫してしまったが、今節は前半7分に先制。
DFラインからのシンプルなロングボールを金森が追いかけて、中澤のファールを誘いFKを獲得。
末吉のクロスからウェリントンのゴール!
ウェリントンの体の強さが活きた得点。
動画はハイライトにて。
中澤がマークだったものの、ユニフォームをこれだけ強く引っ張られながらのゴール。
すごい。
チャイナマネーだけが、心配。 #avispa pic.twitter.com/Bv2kJoeIg7
— アッキー21 (@avispa0021) 2016年3月5日
耐える守備陣
そこからはとにかく耐える守備陣。
高い守備意識で昨年を彷彿とさせる。
前節調子の悪かった末吉も復調し、見違える出来。
これならいけるとおもった80分、ゴール前で濱田が齋藤学を倒してしまい、FKを。
この位置で俊輔にFKを与えるなんて嫌だなぁと思っていたら、案の定見事にFK決められる。
さすが、としか言いようが無い・・
イボムヨンが蹴る瞬間に小さくジャンプしており、そこで初動が遅れたというコメントもあるものの、まあしょうがないよね。。
あの位置でFKを与えてしまったのがすべて。
やはりJ1は甘くないというか、
前節の豊田のゴールがベストゴール、さらにこのゴールもステージベストゴールくらいの勢いの凄いゴール。
こういうゴールがあるからJ1は怖い。
まあ、ウェリントンの2試合連続ゴールもそのクオリティではあるけど。
試合総評
ほとんど狙い通りの出来。中村俊輔にだけやられた試合。
低調な出来のマリノスだったので、この試合は勝ちきりたかったというのが本音。
久しぶりのJ1での勝ち点獲得は嬉しいが、ここで勝ち点2を失ったことが最終的にどう響くか。
また、この試合も攻撃陣の連携悪く、あまり前線でキープできていなかった印象。ウェリントンへのマークが厳しくなるのは予想されるので、もっと攻撃の精度をあげたい。
選手評(6.0が基準)
GKイボムヨン 5.5:この試合も評価できる場面があまりなかった。FKはしょうがないけど、蹴った時の動きが少し気になる。
DFキムヒョヌン 5.5:この試合はあまりミスが無かったと思うが、足元は相変わらず。
DF濱田 5.5:軽率なクリアミスやFKに絡むファウルをしたのは痛い。
DF實藤 6.0:前節からの修正し、安定の出来。ラストプレーでは体を張って失点を阻止。
MF鈴木 5.5:あまり印象になく、中盤に落ち着きを与えることは出来ず。
MF末吉 6.0:前節からは見違えるような出来。FKでは正確なボールを供給。
MF中村北斗 6.0:粘り強い守備で対面の齋藤学を封印。
MF亀川 6.0:金森と左サイドでのコンビで何度かゴールを脅かす。
FW城後 5.5:この試合もチームで最も走り切った。もっと攻撃での貢献を見たい。
FW金森 5.5:ボールカットから何度か左サイドを突破したもののゴールは遠かった。
FWウェリントン 6.5:先制点は素晴らしいヘディングシュート。チームを助けた。
(途中出場)
FW坂田 6.0:この試合はFWとして出場。もう少し攻撃を活性化したかった。
MF為田 5.5:短い出場時間ながらインパクト残す。次はもっと長く見たい。
コメントを残す